本日、あたくしの骨折した骨をつないでいるチタンパーツがひとつ、はずされた。
皮膚から飛び出しているこのチタンのクギを引っこ抜くというおぞましい作業。当然そこにはドラマがある。
ということで、例の、腕はいいらしいが、あまりおもしろみのない先生との本日の会話。
「いい感じなので、一本だけ、クギぬきます」
えっ!今ですか?まだ心の準備がっ!
「いや、準備するほどたいしたことしないから」
痛いんでしょうか・・・ぅぅぅ・・・
「いや、痛くないよ。あ〜、○○さん、ちょっと、ラジオペンチもってきて」
ええっ!ラジオペンチで引っこ抜くんですかっ?
「ラジオペンチってわかるの?」
私、工具マニアなんです (つか、ふつ〜知ってるだろう)
「・・・」
といってる間にぐいっと引っこ抜かれて、ものの1秒ぐらいで作業終了
かちん =*
と、チタンパーツが転がった
それ、くださいっ!
「・・・」
後ろの方でぷぷぷっ・・・と笑った看護婦さんは、あたくしの体内から取り出したこのちっこいチタンのクギをきれいに洗ってガーゼに包んでくれた これは額に入れて玄関に飾ろうとおもう
そんなこんなで、パーツをはずされ、一歩一歩ノーマルに近づくあたくしである。やはりノーマル万歳だ
みなさんんもいたずらにパーツをとりつけるのはやめましょう
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