叔父の葬儀以来、なんだかんだと1週間もイナカにいるわけだが、そんなある日、なんと!おか〜ちゃんが何を血迷ったか、メロンをだしてくれたのだ!
しかし喜びもつかの間。
ぎゃ〜!おか〜ちゃんっ!三四郎が私のメロンたべてるよっ!
ちょっと目を離した隙に、愛猫三四郎が、はぐはぐとメロンにかじりついていた。
「あら〜、そ〜。さんちゃん、メロン大好物だもんね〜」
メロン食べる猫なんて聞いたことないよっ!だいたい、人間の食べるものは与えるなって言ってるでしょっ!こんなもんばっかり食べてるからデブになるんだよっ!
「そうね。太るからあんたは食べない方がいいわね。はい、没収。さんちゃ〜ん!メロンたべる〜?そう、食べるのね〜。は〜い、おたべ〜」
あたくしのイナカでの食生活は、猫にも劣る、過酷なものになっている。
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