あたくしの2005年の抱負については、すでに忘れてしまいたい一心なのだが、実に鋭い指摘があったので、ここいらでちょいとその反省と来年の抱負を述べたいと思ったが、今日はどうしてもナンコツの話がしたい。
言っておくが、焼き鳥の話ではない。
そもそもアカデミックがモットーのAかっぱー日記が、焼き鳥の話などするわけなかろう。 だいたいあたくしは鳥は苦手なので、いや、つくねは食べるが、ナンコツは食べたことがないのだ。ついでにいうと、羊も苦手だし、鹿もウサギも、鴨もダメだ。しかしウツボとサソリとナマズは食べたことがある。マンボウは地元の魚屋でよく見かけるが、まだ口にしたことはない。
・・・軟骨の話だったな。
あたくしはこの数ヶ月、そらも〜たくさんのレントゲン写真を撮ってきた。
レントゲン写真を見ると関節といわれるところには骨と骨の間に隙間があるのがわかる。ここには脂肪とかスジとか筋肉とかよくわからないけど、そういうものがあるんだろうと思っていたのだが、実はこの骨と骨の間には軟骨というものがある。半透明で骨ほど硬くないコリコリした歯ごたえのある、アレだ。ちなみにあたくしは、サソリとナマズに加えてヘビもワニもゾウもたべたことはあるが、ヒトの軟骨はたべたことはない。誓って言う。
さて、この軟骨は骨とちがって、一度減ったり、削れたりすると、再生しないし、また人工でつくることもできないそうな。さらに、軟骨は関節にしかないので、ほかの関節から軟骨を移植すると、こんどはそっちの関節が動かなくなってしまう。 最近では人工関節なんてのがあるようだが、あたくしのようなうら若き20代のをとめには使えない。20代のうらわかきをとめであることと人工関節の関係についての話はまた今度にしよう。
で、軟骨がすり減って、ほとんど破壊状態のあたくしの小指の関節だが、このまま、たまえちゃんお得意の放置プレイをすると、そのうち骨と骨が完全にくっついてしまい、まるで関節がない一本の骨のようになってしまうらしい。 どの関節からも軟骨が移植できない、人工関節も使えない・・・となると、もうあたくしの指はうごかなくなってしまうのか?
ところが・・・あったのだ・・・なくなってもかまわない軟骨が・・・体の中に一カ所だけ・・・
どこかって?
答えは肋骨
肋骨のどこだったかに、なくなっても支障のない軟骨があるんだそうだ。それを体のほかの関節に移植するというのがここ10年ぐらいで行われているらしい。
そういえば、イヴはアダムの肋骨から生まれたんだったな。実に啓示的な話だ。
つことで、ナンコツは貴重な組織です。食べるときは、手をあわせてからたべましょう
そういうオチかい
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